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「太宰治「猿面冠者」は、小説の中にさらに小説があるという入れ子構造の超絶技巧の作品です。
「猿面冠者」は、1934(昭和9)年に発表された短編小説。
主人公は、小説家を志す、ひとりの自堕落な学生です。
彼が、作品を書き始めるに至る苦悩、そして描いた作品がどんなものであったかが描かれています。
主人公の苦悩とは。
この男は、自分では、すこし詩やら小説やらを讀みすぎたと思つて悔いてゐる。この男は、思案するときにでも言葉をえらんで考へるのださうである。主人公の男は、あまりのもたくさんの文学作品を読みすぎて、思考する時ですら作品の言葉が浮かんできて影響されてしまうことを嘆いているようです。(中略)・・・
さて、ここからが、ちょっと複雑な構成になっています。小説の中の主人公がさらに小説を書くというのです。
小説「風の便り」の中の主人公は、小説家を目指す高校生。彼もまた、小説を書き始めます。その小説の題は「鶴」。
あるひとりの天才の誕生から悲劇的な末路を描いているのだという。
自信満々で発表した「鶴」は、さっぱり売れず、高校生は挫折を味わう。
そこへ「風の便り」が来るのです。
「猿面冠者」の「猿面」は、猿の仮面、そして「冠者」は若者を意味します。最後の数行で、この「猿面冠者」が登場します。
なぜ、太宰治はこのタイトルにしたのか。
また、「風の便り」とは、何を意味しているのか・・・(後略)【本コミュ読書会】
鎌倉文庫・昭和22年1月初版発行の太宰治「猿面冠者」です。発行と地の紙質と経年によるヤケがありますが、シミや書き込みなどはありません。扉に薄く蔵書印があります。(画像3)
77年前の古書であることをご理解の上、購入の検討をお願いいたします。
| 商品の状態 | やや傷や汚れあり |
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