- 2018.8.4追記 価格を最新のものに変更
- 2018.9.9追記 新型cintiqpro13/16が発売したので表の一部の記載を変更(wacomlinkについて)
どうも、mobilestudio pro16使ってますクボタンです。
ワコムから液晶ペンタブレットcintiq pro24が登場しました。
- 「同じcintiq proシリーズと比べて何が違うのか?」
- 「過去の同じような製品と比べてどのくらい性能上がったの?」
というのが気になったので比べてみることにしました。
cintiq proどうしで比較
2020年現在、cintiqproには13,16,24,32の4サイズがあります。
32はサイズが大きすぎるので、今回は24と他二つ(13,16)がどう違うのか
①「性能面」・②「付属品」・③「値段」
という3つの角度から検証してみます!
①性能面の違い
詳しくは下の表を見てもらえればと思うんですが、それをもとにしたざっくりとした性能面のメリットデメリットはこちら。
他サイズと比べた際の24のメリット
- 最大表示色のレベルが文字通りケタ違い
- adobeRGBカバー率がほぼ100%
- 追加でcintiq engineというのを買うとタブレット替わりに。
※cintiq engineについて知りたい方は本記事の下のリンクからどうぞ。
他サイズと比べた際の24のデメリット
- めちゃくちゃ重い
- タッチ機能は専用モデルを購入する必要あり(13,16は通常モデルでタッチ機能付き)
詳しくはこんな感じです。
機種名 | pro 13 | pro16 | pro24 |
サイズ(mm) | 360×235×13.9 | 410×265×17.5 | 677×394×47 |
重さ(kg) | 1.1 | 1.5 | 7.2 |
表示サイズ | 13.3 | 15.6 | 23.6 |
最大解像度 | 1920×1080 | ※3840×2160 | 3840×2160 |
アドビ RGBカバー率 | 87% | 94% | 99% |
最大表示色 | 1677万色 | 1677万色 | 10億7,374万色 |
タッチ機能の有無 | 〇 | 〇 | ×(タッチモデルは別売り) |
※pro16で解像度4K(3840×2160)で出力する場合はwacom link plusを使ったminidisplayportケーブルでの出力が必要。くわしくはワコムリンクプラスについての記事で。
24インチ欲しい!タッチ機能も欲しい!という人はタッチモデルを購入しよう。性能や付属物は一切変わることなく通常モデル+5万円ほど。
②付属品一覧とその違い
付属品 | pro13と16 | pro24 |
ペン | propen2 | propen2 |
ペンスタンド | 通常芯6、フェルト芯4、芯抜き付き | 通常芯6、フェルト芯4、芯抜き付き |
カラーリング | あリ | あり |
ペンホルダー | あり | あり |
ACアダプタ | 1.8m | 1.8m |
電源ケーブル | 1.0m | 1.8m |
usb type-cケーブル | 1.0m | 1.8m |
usbケーブル | 1.8m | 3m |
wacom link (plus) | あり | なし |
mini displayportケーブル | あり | なし |
displayportケーブル | なし | あり |
HDMI2.0ケーブル | なし | あり |
expresskey remote | なし | あり |
クイックスタートガイド | あり | あり |
保証書 | あり | あり |
レギュレーションシート | あり | あり |
クリーニングクロス | あり | あり |
このデカい表をかんたんにまとめると
・いくつかのケーブルの長さが変わった
・wacom link(plus)が24にはない(配線すっきり)
・24にはexpress remoteというリモコンが付いてくる
ちなみにリモコンって上の画像のやつ。普通に買うと1万円するのでオトク。
wacomlinkってなんやねんという人はこちら↓でwacomlink自体についても解説してます。
[card2mod id=”4441″]③値段の違い
2018.3.292018.8.4現在、アマゾンで大体
13→14万 16→18万 24→26万 24touch→31万
といったところ。
詳しくはご自身でご確認下さい!
pro24は他のモデルに比べて
・画面がデカい(当たり前)
・色の表現力が高い
・タッチ機能はない(別に販売)
・別買で1万円するリモコンが付いてくる
・他のモデルより10万~高い
一世代前のcintiqと比較
24というサイズは1世代前にはなかったので近いサイズの「cintiq22HD」のタッチ機能なしと比較。
性能面の違い
機種名 | 22hd | pro24 |
サイズ(mm) | 650×440×55 | 677×394×47 |
重さ(kg) | 8.5 | 7.2 |
表示サイズ | 21.5 | 23.6 |
最大解像度 | 1920×1080 | 3840×2160 |
アドビ RGBカバー率 | 72% | 99% |
最大表示色 | 1677万色 | 10億7,374万色 |
pro24の方がよりコンパクト・軽量・高性能。圧勝。
そのほかにも
・ペンが進化(筆圧2048→8192)
・視差減少(モニターのガラスが薄くなってアナログ感アップ)
という利点が。
価格面の違い
上と同じく2018.8.4現在アマゾンで大体
22hd→18万 pro24→26万
終わりに
旧型プラス8万円で新型選んだ方が
- ペンが新しい
- 視差少ない
- ADOBE RGBカバー率が高い
- 解像度アップ
なのでしあわせになれそうな気がします。
個人的には旧型である22HD行くお金がある、でも24にいくお金がないという状況なら、それより少し安いpro16にしますかね~。
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