2022/4追記
2台目以降のステップアップとして板タブを検討しているのなら、現在はintuos proよりコスパの良いペンタブがあります。よければxencelabsの記事も覗いてみてください。この記事の最後にもリンクを載せておきます。
・intuosとintuos proの違い(特徴/性能/値段)
・初心者がintuosを選ぶべき理由
ぼくは以前に「intuos」のバリエーションと違いや、「intuos pro」のまとめとおすすめという記事をあげたのですが、
なんて人もいらっしゃるかと思うので、今回はそのへんを説明していこうかな~と思います。
intuosとintuos proの5つの違い
結論から言ってしまえば、proになると性能の他、利便性が上がります。
- 本体のボタンの数が多い (作業効率up!)
- 本体にくるくるがある (作業効率up!)
- 筆圧レベルが高い (より繊細な表現が可能!)
- ペンのお尻に消しゴム機能がある (作業効率up!)
え?プロなのについてこないの??
以下ではこれら5つのちがいをもう少し深掘りしてみますね。
intuosとproのちがい1・本体端のボタン数
intuos(上)とintuos pro(下)。
intuosは4つ、intuos proには6~8つのボタン(サイズによって違う)があって、好きな動作を割り当てられます。
よく使う機能を割り当てておくことで
- いちいちメニューを深掘りする必要がない
- Ctrl+Alt+Sみたいな、複数キー同時押しをひとつのボタンでまかなえる
ので時間短縮につながります。
というのも、ショートカット以前に覚えることが多すぎで使いこなせないからです。
かつての僕もそうでした・・・。
intuosとproのちがい2・proだけにくるくるがある
指でくるくるなぞることで拡大縮小や回転などが非常にスムーズに行え、これまた時間短縮に貢献してくれます。
僕の持ってるワコムのタブレットにもついてますが、作業がはかどりまくりで今となってはかかせません。
intuosとproのちがい3・proの方が筆圧レベルが高い
intuosは4096段階intuos proは2倍の8192段階、筆圧を感知できます。
筆圧が高いと繊細なタッチで描きたい人には恩恵がありますが、これまたintuosの4096段階でも十分オーバースペックです。
intuosとproのちがい4・proのペンのお尻には消しゴム機能つき
intuos付属のペン(上)とproに付属するペン(下)。
両者ともにペンの横に2つのショートカットボタンがありますが、proの方はおしりの部分も筆圧感知付きのボタンがあります。
両者はペンだけではなく、替え芯もちがいます。
体感ですが、intuosのほうが芯の減り具合がおそいように感じます。お財布にやさしい!
intuosとproのちがい5・proには付属ソフトがついてない
もう一度言いますがproの方に付属しません。
2021年現在、全ペンタブにソフトが付属するキャンペーンがされていますが、
intuos proについてくるのはイラストソフトではありません・・。
その点intuosはペンタブさえ買えばソフト付きなので、2つの意味でお財布にやさしいです。
intuosでもらえるソフトの例
- クリップスタジオプロ(イラスト用ソフト)
- Zbrushcore(3D制作用ソフト)
- corel painter essentials 6(イラスト用ソフト)
- corel aftershot 3(写真編集用ソフト)
昨今は無料で使える高性能なソフトもありますけど、もともと有料(物によっては1万円以上する)のものがタダになっているのでありがたいですね。
intuosとintuos proの値段の違い
サイズにもよりますが
intuos 約¥8,000~
intuos pro 約¥25,000円~
ほどです。
最新の価格はこちらから
intuosはデジ絵を気軽に始められる初心者の強い味方!
出典:WACOM
- intuos proはペンの性能と本体の利便性があがる
- intuos proにはソフトがついてこない
- intuosは有料ソフト付きでめちゃ安い
ということで初心者にとってintuos proは
- オーバースペックすぎる
- 高いしソフト代も別にいる
ので、intuosのほうがおすすめです!
【余談】もし初心者でintuos pro買う予算があるなら液タブがおすすめ
初心者の時点でintuos proを視野に入れたあなたは快適に描きたいという気持ちが強い人だと思います。
初心者向けなので小ぶりの13インチで筆圧もintuosと同じレベルなのですが、
- 液タブの方がアナログっぽく描けるので、違和感なくデジ絵を始められる
- ソフト付きでintuos proと近い値段
- 今あるPCディスプレイは資料探しなどに使えて便利
とメリットの方が多いです。
よりくわしく知りたい方はwacom one 13のまとめ記事も参考にしていただければと思います~。
では今回はこのへんで!