HUIONの液タブkamvas pro総まとめ【ワコムcintiqとの違い】

「ワコムの液タブほしいけどめちゃくちゃ高い!」
そんな人に紹介したいペンタブレットメーカーのひとつが「HUION」です。

クボタン

 

結論から先に言うとwacomのエントリーモデルの液タブ「cintiq」より安い値段で同じくらいの性能のモデルが手に入ります

kamvas pro


最新のモデルの一部は2019年現在アマゾン専売で、検索してもyahoo、楽天では出てきません。

 

HUIONの液タブには「kamvas pro」以外に「KAMVAS」「KAMVAS GT」シリーズがあり、ここ2年の間でも14種類も登場しています。

クボタン

「cintiq」「cintiq pro」合わせて6種類のwacomと比べるとHUIONはバリエーション豊かだね。

 

今回はHUIONの液タブのひとつ「KAMVAS PRO」シリーズの種類と性能について

 

  1. cintiqとの共通点
  2. cintiqとの違い
  3. KAMVAS pro同士の比較

 

という内容でお届けしていこうと思います。

他の液タブを比較しない理由

cintiq「pro」とkamvas proの同サイズで比べると値段が倍以上変わってきますし、

今回紹介「していない」HUIONの液タブは、ペンに充電が必要だったり傾き検知がなかったりでwacomのペンと性能差が出てくるので割愛しました。

ざっくりした性能差

WACOM cintiq ≒ HUION kamvas pro < WACOM cintiq pro

kamvas proとcintiqの3つの共通点

  1. ペンの筆圧と傾き検知の精度
  2. マルチタッチ機能がない
  3. 最大解像度FHD

①ペンの筆圧と傾き検知

 

両者ともに8192レベルで感知してくれるので細かいタッチを好む方にとって恩恵があるかと思います。

 

また、斜めにペンを傾けた際、±60度まで反応して線を太くしてくれますので、鉛筆に近い感覚で絵を描くことができます。

 

②マルチタッチ機能がない

 

wacomの上位機種「cintiq pro」にはタッチ機能が付いていますが、同じ「pro」と名のつくKAMVAS proの方にはありません。

 

cintiqにもタッチ機能がありませんが、たぶん少しだけKAMVAS proの方が使いやすいです。(理由は「ショートカットキー」の項目で後述します)

他のペンタブレットメーカーでいうと「XP-PEN」というメーカーのproモデルもタッチなしですね。

クボタン

 

③解像度がFHD

 

1920×1080のスタンダードな性能。

 

同じproでもワコムの液タブの上位機種「cintiq pro」になると4K表示で、より細かな調整がしやすくなりますがそのぶんお値段はかなり高いです。

 

HUION kamvas proとcintiqの違い

 

大型ですが使ってみると軽かったKAMVAS pro 22。

wacom「cintiq」
  • 色域がせまい
  • ショートカットキーなし(オンスクリーンコントロール)
  • ペンのお尻が消しゴムあり
  • ペン先が沈まない
  • サイズが2種
  • ちょっと高い
Huion「KANVAS pro」
  • 色域が広い
  • ショートカットキーあり(オンスクリーンコントロールなし)
  • ペンのお尻に消しゴムなし
  • ペン先が少しだけ沈む
  • サイズが5種
  • ちょっと安い

 

以下では上の違いを深く掘り下げていってみようと思います。

クボタン

 

kamvas proの方が色域(=PC上で表現できる色の範囲)が広い

 

それぞれの色域(カバー率)
  • cintiqシリーズ = sRGB 96%
  • KANVAS proシリーズ = sRGB 100~120%
↑は下の画像の青の三角形の中の何%の範囲の色がモニターで表示できるかという数値です。

クボタン

 

eizoより引用

 

色域が高いと印刷をする際に液タブ上と印刷物の間の色味の差が少なくなるというメリットがあります。

 

ということで、カラー印刷をたくさんする予定の人(ポスター制作や同人誌作成など)はKAMVAS proの方がいいかと。

クボタン

 

kamvas pro本体にはショートカットキーがある

 

ボタンがないcintiqの見た目はスッキリしています

cintiqではスクリーン上にショートカットを呼び出せる(オンスクリーンコントロール機能)ため、物理的なボタンやintuos proにあったようなホイールがありません。

 

これにより「誤ってボタンに触れることがなくなる」というメリットがありますが、

cintiqにはホイールに加えタッチ機能もないので画像の拡大縮小や回転、ブラシサイズの変更、などが少し面倒になります

 

 

一方、kamvas proシリーズにはホイールと同じ使い方ができるバーがあります。

 

上下にタッチスライドさせることによりホイールでしていたような操作をすることが可能です。

実際KAMVAS pro 22を2週間使ってみた際、僕の使っているmobilestudioproのホイールよりも使いやすいと感じました。

クボタン

HUIONのペンは少しクセがある

 

まず、ペン先が少し沈みます

 

しかし、自分は少しだけ筆圧が強い方だと思うのですがKAMVAS proのレビューをして2週間使ってみた際には使いづらいとは思いませんでした。

また、kamvas proのペンのお尻にはwacomと違い消しゴム機能がありません

しかし、↑の画像にあるようにペン横のスイッチが初期設定で消しゴムのショートカットキーになっています。

 

両者ともにペンのサイドスイッチが二つですが、kamvas proでは一つを消しゴム割り当てがほぼ確定なのでペン先だけでできることの幅は狭まるかと。

 

kamvas proの方がサイズが豊富

 

それぞれのシリーズのサイズバリエーション
  • cintiqシリーズ =16 / 22 
  • kamvas proシリーズ=12 / 13 / 16 / 20 / 22

※数字はインチ数

ちなみに、cintiqもKAMVAS proもサイズごとのペンや液晶の性能差はほとんど無いのでその点は安心です。

 

cintiq proだとサイズごとに性能が変わってくるんですよね〜

クボタン

 

kamvas proの方が少し安い

 

それぞれのシリーズ全体の価格帯
  • cintiqシリーズ=約6~11万
  • KANVAS PROシリーズ=3~10万

 

同じサイズ感で比べて見た時の値段差は次のような具合になります。

 

cintiq kamvas pro
16インチ 約¥60,000 約¥45,000
22インチ 約¥110,000 約¥100,000

 

それぞれ約1万円ほどHUIONの方が安いですね。

クボタン

 

cintiqと比べた際のKAMVAS proの特徴まとめ

 

  • 液晶の質が若干優れ、本体のタッチバーが便利
  • ペンの性能は同じだが、ペン先が少し沈み、後ろに消しゴムがない
  • サイズが豊富(5種)で同サイズで比較すると1万円ほど安い

 

2〜3年前に一度国外メーカーの液タブを触った時は使いもんにならんな・・と思ったのですが最近はめきめき性能がアップしていることを痛感しています。

クボタン

 

主なkamvas proシリーズどうしでのちがい

12 13 16 20(2019) 22(2019)
発売 2018 2019 2017 2019 2019
解像度 フルHD フルHD フルHD フルHD フルHD
色域 sRGB120%

adobe RGB92%

sRGB120%

adobe RGB92%

adobeRGB92% sRGB120% sRGB120%
ショートカット数 4 4 6 8 10
タッチバー
ペンの最大筆圧 8192 8192 8192 8192 8192
ペンの傾き検知 ±60度 ±60度 ±60度 ±60度 ±60度
ペンの充電の必要性 × × × × ×
ペンの読み込み速度(毎秒) 266pps 266pps 266pps 266pps 266pps
スタンド 6段階調節

14.5~45度

6段階調節

14.5~45度

別売り 無段階調節

20~80度

無段階調節

20~80度

接続方法 3in1

(USB-C⇒HDMI+USB+電源)

3in1

(USB-C⇒HDMI+USB+電源)

3in1

(USB-C⇒HDMI+USB+電源)

電源+HDMI/DP/VGA+USB 電源+HDMI/DP/VGA+USB
重量 765g 910g 1200g 3600g 4500g
寸法 350×198.6 388×219 437.8×251.2 552.2×315.3 589×344
画面サイズ 11.6 13.3 15.6 19.5 21.5

 

つまり色域・解像度・ペンの性能はみんな同じということだね。
液晶の分厚さはそれぞれちがうんだけどね。

クボタン

 

以下ではそれぞれのモデルについて軽く所感をまとめていきます。

 

kamvas pro12


一番小さなモデル。店頭で触ったときにはあまりの軽さにびっくりしました。

ただ、液晶ガラスは少し分厚め。

 

kamvas pro13



2019年モデル。とりあえず液タブを試してみたいという方には12よりこちらの方がおすすめ。

なぜなら液晶ガラスが薄くてアナログ感が増すからです。

クボタン

 

kamvas pro16



12と13なら13推しですが、個人的に実用的なのは16以降かと思います。

というのも、画像編集ソフトを立ち上げた時に上下左右にメニューが表示されるのでキャンバスサイズは液晶サイズより小さくなってしまうからです。

クボタン

proシリーズで唯一スタンドが別売りというのが残念ポイントですが、このサイズだと必要性もそんなに感じないかもしれません。

 

kamvas pro 20


旧モデル(2017年版?)と2019年モデルがあります。

旧モデル
  • 100% sRGB
  • 8個のショートカットキー
  • 反応速度が14ms
2019年
  • 120% sRGBでより鮮やか
  • 16個のショートカットキー
  • 反応速度が8msで速い

 

新旧の両モデルにショートカットキーが左右に8個ずつ搭載されているのは同じなんですが、旧モデルは左右のキーに同じ機能しか割り振れませんでした。

 

つまり、「右の上から○番目のボタン」と「左の上から○番目のボタン」が連動してて、同じ役割しか割り当てられないということだよ!

クボタン

 

一方、2019モデルは左右のキーに違う機能を割り当てることが可能になったので、より多くの作業を短縮化することができます。

小型モデルとの違いは「スタンドが無段階調節」「3in1ケーブルではない」という2点。

 

kamvas pro 22



こちらも20と同じく旧バージョンと2019バージョンがあります。

旧モデル
  • 100% sRGB
  • 10個のショートカットキー
  • 反応速度が14ms
2019年
  • 120% sRGBでより鮮やか
  • 20個のショートカットキー
  • 反応速度が8msで速い
20との違いはショートカットできるボタンの数だけだね。

クボタン

 

このkamvas pro22については使用レビューも書いてますので参考にしてもらえれば幸いです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です