ストップストップ!!
2022年にもなってcintiq買うって正気かい?
cintiqがよかったのは発売当初の話で、
今だと同価格帯でもっといい液タブが買えるぞ!!
ということでこの記事では
- 今日紹介する液タブがcintiqよりどう優れているかをまとめた上で
- サイズ別(cintiqと同じく16/22)にその液タブを紹介
していきます!
著者について
- wacom / XP-PEN / HUIONの液タブ使用経験あり
- 10種以上のペンタブ使用経験あり
- 今なお進行形でペンタブに関する情報を集めまくり
この記事はcintiqについての話です。上位機種cintiq proについてはバリバリ現役のスペックです。高いけど・・。
cintiqよりコスパがいいってどんな性能?
後で紹介するXP-PENの液タブinnovator 16。
この記事で紹介するすべての液タブの共通点は、cintiqより
- 値段が安いか同程度(一部を除く)なのに
- 表面ガラスが薄くて
- ペンの追従性能が同程度かそれ以上で
- 色鮮やか
というところです。
2022年現在でcintiq 16よりおすすめな液タブ4種【15.6型】
- XP-PEN artist 15.6 pro
- XP-PEN innovator 16
- XP-PEN Artist Pro 16
- HUION Kamvas Pro 4K
XP-PEN Artist 15.6 pro
今日紹介する中で一番安く、スペック的にはスタンダードな液タブです。
↑の記事内容をもとに特徴をおおざっぱにまとめると
- ストレスなく線が引ける
- 表面ガラスが薄い
- 色鮮やか
- 配線スッキリ
- 付属するスタンドがちゃっちい
といった感じでして、不満はほぼありませんでした。
XP-PEN innovator 16
artist 15.6 proの後継モデル。
↑のレビューをざっくりまとめると、innovator 16はartist 15.6 proより
- 色鮮やかになって
- 使い勝手が上がって
- 見た目がスタイリッシュになり、薄くなった
モデルで、それでもcintiqより少しだけ安いという液タブです。
XP-PEN Artist Pro 16
2022/3現在、XP-PENの16インチ液タブの中で一番新しいモデルです。
先ほどの「innovator 16」とガワは同じなので
- ダブルホイールの使い勝手が最高
- 本体が激うす/スタイリッシュ
という魅力はそのまま受け継ぎつつも、さらに
- ペンの追従性能がアップして
- innovator 16より液晶が鮮やかになった
モデル。
特に、鮮やかさのスペック的にはトップクラスなので印刷をよくする人にもおすすめです。
HUION kamvas pro 16(4K)
今回紹介する中で一番新しく(2021/3発売)、かつ一番高価な液タブです。
cintiqと比べると高いんですが、そのぶん性能は上位機種cintiq proに近く、
- wacom以外で初めての4K(液晶がめちゃくちゃきめ細かい)モデル
- ノーマル版とPLUS版(スペックをさらに上げたモデル)がある
- PLUS版はすべての液タブの中でトップクラスの色域を誇る
- 本体のショートカットなし
といった完全にプロ仕様なんですが、お値段的にはcintiq pro 16より¥50,000ほど安いという、完全にcintiq proキラーです。
紹介した15.6インチ型4モデルまとめ【比較表】
赤字…cintiqより劣っているところ
青字…cintiqより優れているところ
cintiq 16 |
artist 15.6 pro |
innovator 16 |
Artist Pro 16 | kamvas pro16 4K/PLUS |
|
液晶サイズ | 15.6 | 15.6 | 15.6 | 15.6 | 15.6 |
フルラミネート | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
解像度 | フルHD | フルHD | フルHD | フルHD | 4K |
最大輝度 | 210cd/m2 | 記載なし | 250cd/m2 | 記載なし | 220cd/m2 / 200cd/m2 |
最大コントラスト | 1000:1 | 1000:1 | 1200:1 | 1000:1 | 1000:1 / 1200:1 |
色域カバー率 | sRGB 96% | sRGB 120% | sRGB 125% | sRGB 133% | sRGB120% / sRGB145% |
応答速度 | 25ms | 14ms | 16.4ms | 記載なし | 25ms |
読み取り分解能 | 0.005mm | 0.005mm※ | 0.005mm※ | 0.005mm※ | 0.005mm※ |
ショートカット | オンスクリーン・コントロール | 8個(+1個のホイール) | 8個(+2個のホイール) | 8個(+2個のホイール) | × |
おおよその価格 | ¥65,000 | ¥45,000 | ¥45,000 | \55,000 | ¥100,000 / ¥110,000 |
現在の価格 | 現在の価格 | 現在の価格 | 現在の価格 |
※「ペン解像度」の欄に記載されているLPIをもとにしての数値です。
2022年現在でcintiq 22よりおすすめな液タブ2種【21.5~型】
- XP-PEN artist 24 pro
- HUION kamvas pro 24
XP-PEN artist 24 pro
同じ大型であるcintiq 22と比べると以下のようなメリットがあります。
- 少し画面サイズが大きく(23.8インチ)
- 解像度が高く(きめ細かく)
- 色鮮やかで
- ガラスが薄くて
- ¥10,000ほど安い
HUION kamvas pro 24
同じ大型cintiq22と比べた場合のメリットは
- 少し画面サイズが大きく(23.8インチ)
- 解像度が高く(きめ細かく)
- 色鮮やかで
- ガラスが薄くて
- ¥10,000ほど安い
といった具合です。
一方、XP-PENのartist 24 proと比べた場合性能や値段もほぼ変わりません。
大型液タブで迷ったら
左・XP-PENのホイール 右・HUIONのタッチバー
個人的にはXP-PENのホイールの方が使いやすかったです。
というのも、物理的にカチカチカチ・・と一段ずつ回していくホイールなので、タッチ式にありがちな
みたいなストレスがないからです。
紹介した20~インチ型2モデルまとめ【比較表】
赤字…cintiqより劣っているところ
青字…cintiqより優れているところ
cintiq 22 |
artist 24 pro |
kamvas pro 24 |
|
液晶サイズ | 21.5 | 23.8 | 23.8 |
フルラミネート | × | 〇 | 〇 |
解像度 | フルHD | 2.5K | 2.5K |
最大輝度 | 210cd/m2 | 250cd/m2 | 220cd/m2 |
最大コントラスト | 1000:1 | 1000:1 | 1000:1 |
色域カバー率 | sRGB 96% | adobe RGB 90% | sRGB 120% |
応答速度 | 22ms | 14ms | 14ms |
読み取り分解能 | 0.005mm | 0.005mm※ | 0.005mm※ |
ショートカット | オンスクリーン・コントロール | 20個(+2個のホイール) | 20個(+2個のタッチバー) |
おおよその価格 | ¥110,000 | ¥90,000 | ¥100,000 |
現在の価格 | 現在の価格 |
※「ペン解像度」の欄に記載されているLPIをもとにしての数値です。
【おまけ】出費を少しでも抑えたい人向けの液タブ
という人のために「4万円台でおさえる初心者向けおすすめ液タブ5選」という記事を書きましたので併せて参考にしてみてください〜。